
名古屋駅からほど近い中区松原にあり、関係者以外にはあまり馴染みのない場所。
それが昔から「相対市場」の名で親しまれている中京花卉園芸農業協同組合です。
生産者(正組合員)、仲卸(准組合員)、賛助会員で構成され同じ施設内で商売を
営んでおり、中京圏の花屋さんならどなたでも利用したことがあると思います。
市場内には古くから業界に従事している者も多く、商材の目利きには非常に高い
信頼をいただいています。また、大型市場では扱いにくい商材や、少数多品種
注文にも対応でき、更に相対市場の特徴でもある、生産者自らが市場で販売する
ことにより、新商品の開発・開拓や、商材の性質などの情報交換も盛んです。
昨今、花き販売の多様化により花屋さんにとっては厳しい状況が続いていますが、
こういうときだからこそ当市場をより有効的に活用いただけるよう、新たな種類
の花き生産や商材案内にSNSを活用するなど新しい試みを取り入れ、且つ昔から
の良さも消さないように市場内で働く者一丸となって盛り立ててまいります。
昨年令和5年に無事創立70周年を迎えることができたのも、花き関係者皆さまの
ご協力があったからこそ。
今後ともよろしくお願いいたします。
令和6年6月吉日
中京花卉園芸農業協同組合
代表理事 大杉 真資